翻訳と辞書
Words near each other
・ 手工
・ 手工坐剤
・ 手工業
・ 手工業者
・ 手工法
・ 手工芸
・ 手差し
・ 手巻き
・ 手巻寿司
・ 手巾
手巾 (小説)
・ 手帖
・ 手帳
・ 手帳は高橋
・ 手広
・ 手広い
・ 手広く
・ 手広川
・ 手弁当
・ 手式


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

手巾 (小説) : ミニ英和和英辞書
手巾 (小説)[はんかち]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [て]
 【名詞】 1. hand 
手巾 : [しゅきん]
 【名詞】 1. (1) (hand) towel 2. (2) handkerchief
: [きん]
 【名詞】 1. napkin 2. cloth
小説 : [しょうせつ]
 【名詞】 1. novel 2. story 
: [せつ]
  1. (n,n-suf) theory 

手巾 (小説) : ウィキペディア日本語版
手巾 (小説)[はんかち]

手巾』(ハンカチ)は、芥川龍之介短編小説1916年10月の『中央公論』にて発表された。
== あらすじ ==
大学教授の長谷川謹造は、窓際でストリンドベリの作劇の本を読みながら、庭の岐阜提灯を度々眺めつつ、日本古来の武士道というものを想う。そこへ、ある婦人が長谷川の元を訪れ、彼の元に出入りしていた学生が、闘病もむなしく亡くなったことを告げた。息子の死を語っているにもかかわらず、柔和な微笑みを絶やさない婦人だが、長谷川はふとした事で、夫人の手元のハンカチが激しく震えていることに気が付くのだった。夜、長谷川はこの話を妻に語りながら、この婦人は「日本の女の武士道だ」と激賞した。満足げな長谷川だったが、その後、ふと開いたストリンドベリの一節に目が留まる。「顔は微笑んでいながら、手ではハンカチを二つに裂く。これは二重の演技で、私はそれを臭味と名づける」――。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「手巾 (小説)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.